女優であり、声優、歌手としての顔を持つ若手実力派の吉柳咲良さんは今大注目の女優です。
そんな吉柳さんは一体どんな経歴の持ち主なのでしょうか。
今回は吉柳さんの経歴について調査しました。
吉柳咲良の経歴
それでは、吉柳さんのデビューのきっかけから、現在に至るまでの経歴を順番にみていきましょう。
1.幼少期は歌が大好き

吉柳さんは、小さい頃から歌うことが大好きだったとのことです。
幼稚園のお遊戯会でAKB48の「会いたかった」を踊ったことがすごく心に残っているんだとか。

子どもの頃、ステージで歌う人に憧れていました。母と一緒にカラオケに行くのが好きで、車の中でも歌っていました。
そんな幼少期を過ごしていたので、子供の頃から芸能界に入りたいという気持ちがあったようです。
2.スカウトキャラバンでグランプリ

吉柳さんは、小学6年生のときに『第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」』で
歴代最年少の12歳で見事グランプリを獲得しました。
吉柳さんがオーディションを受けたきっかけは、ドラマ「リッチマン・プアウーマン」の石原さとみさんの演技を見た時に
芸能界に入りたい!と、強く思ったからだとのことでした。

小学校6年生の時に、ホリプロのオーディションがあって、そのときの表紙が石原さとみさんだったんです。絶対にオーディションを受けようと決め、グランプリをいただくことができました。
ちなみに、吉柳さんがグランプリを獲得したことで通っていた学校は大騒ぎに。
翌日、学校に行くと下級生が大勢教室に集まっていて、廊下で拍手をされて恥ずかしかったとのことでした。
3.芸名について

吉柳さんの「吉柳咲良(きりゅうさくら)」は芸名で、本名は「柳田咲良(やなぎださくら)」なんだそうです。
芸名を伝えられた時の気持ちは

どんな名前かとドキドキしていましたが、素敵な名前でとても嬉しかったです。(本名と同じ)『咲良』という名前は、かわいいイメージと言われることが多く、『吉柳』という名字はかっこよく、両方の良さがある名前で、とても気に入っています。
確かに、芯が強くてかっこいい、そして笑顔のかわいい吉柳さんにピッタリの芸名ですね。
4.「ピーターパン」でデビュー

吉柳さんは2017年の中1の時に、ミュージカル「ピーターパン」の10代目ピーターパンに抜擢されました。
吉柳さんはグランプリ獲得後から本格的な歌のレッスンをしており
レッスン以外にも自主的にカラオケで歌唱力を鍛えてもいたので、歌には自信があったようです。
しかし、吉柳さんはインタビューで、次のように振り返っています。

主役に決まった当時は「ピーターパン」の物語もちゃんと知らず、ミュージカルが実際にどういうものか分かっていない状態からのスタートだったので、目の前のことに必死でした。
何も知らない状態からのスタートだったからこそ、人一倍努力をしてきた結果、5期にわたってピーターパンを演じることが出来たんですね。
ちなみに「ピーターパン」は若手女優の登竜門で、榊原郁恵さんや笹本玲奈さん、高畑充希さんらも主演を務めました。
5.「初恋ロスタイム」で映画デビュー

吉柳さんは、映画「初恋ロスタイム」で正統派ヒロインとして映画デビューをしました。
この時の相手役は人気俳優の板垣瑞樹さん。また、竹内涼真さんとも共演をしました。
吉柳さんは、当時は緊張しっぱなしで、撮影日の吉柳さんはご飯も喉を通らないほどだったそうです。
相手役の板垣さんからは
吉柳さんはとても恥ずかしがり屋で、初対面の時は目も合わせてもらえなかった(笑)
と、明かされています。
昔の吉柳さんは、それほどまでに内気な性格だったんですね。
また、同時期には映画「天気の子」で声優デビューも果たした吉柳さん。
吉柳さんの努力もあり、声優としても高い評価を得た吉柳さんは、2022年「かがみの孤城」で再び声優に抜擢されました。
6.自粛期間中は自分磨き

その後、コロナ禍となり、2~3年自粛期間がつづきました。
その間、吉柳さんは、自分にできることは何か…と考え、自分磨きをしようと思ったそうです。
自粛期間中は時間がたくさんあったので、仕事を続けていく上で、ポテンシャルを上げておくことが大切だと思いました。
甘いものが好きなのですが、飲み物は水で、お菓子は過剰に食べないと決め、筋トレもしていました。
あと、寝る時間も規則正しく夜は10時までに就寝、朝は9時半には絶対起きるようにしました。
とそれを3カ月ほど続け、久々に会った方に『変わったね』と言ってもらえました。
引用元 modelpress
仕事が無い期間を有効にしようと、自分磨きをしていた吉柳さん。女優としての意識が違いますね。
その後吉柳さんは「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」や「ここは今から倫理です。」と、ドラマ2作の出演が決まり
「自分磨きをしいたことで気持ちに変化が生まれ、良い状態でオーディションに臨めました!」
と、喜びを語っていました。
7.朝ドラ・歌手デビュー

吉柳さんの歌唱力は様々なところで評価されています。
2024年には朝ドラ「ブギウギ」において、美空ひばりさんをモデルとした天才歌手の役を演じ切りました。
そして同年4月には『Pandora』という曲で歌手デビューを果たしました。
吉柳さんは、兼ねてから歌の仕事もしたいと思っていたそうです。

高校を卒業した頃から、歌をやりたいって思うようになりました。歌を通して、自分を表現したいって…
歌だけは私が人生の中で熱心に勉強して努力してこれたものの1つだったから。
「思ってたのと違った」とか「女優さんがアーティストデビューする時に、こういう感じでくる人もいるんだ」という声はたくさん届きましたね。
ただ、私の友達は「めっちゃ咲良っぽいね!」とか「咲良のやりたかったことができてるね」って喜んでくれて。
どちらの声もすごく嬉しかったです。
様々な声を受け止めて、これからも自身の歌唱力に磨きをかけていくのでしょうね。
その後は舞台「ロミオとジュリエット」でヒロインのジュリエットを演じ、再びミュージカル女優としても活躍をしました。
8.「白雪姫」で吹替に挑戦

吉柳さんは2025年に実写映画「白雪姫」で吹替に挑戦し、日本語版の劇中歌も歌っています。
白雪姫役に決まった時、吉柳さんは嬉しくもあり、不安な気持ちもあったそうです。
否定的な声に対しては、「気にしない」と思いつつも、どこかでダメになりそうな時もあったとのこと。
業界のすごい人たちを目の当たりにして自信をなくすこともあったそうですが、支えになったのもまた周りからの声だったんだとか。
「おめでとう!」
「楽しみにしている!」
「夢が叶ったね!」
などとという声をたくさんもらい、自分自身をやっと肯定できたんだそうです。
稽古では、何度も原曲を聴いて、レイチェル・ゼグラーさんの声を意識して練習して挑んだとのこと。
吉柳さんは、本当に努力家で、作品に対して真面目な思いで向き合って仕事をされているのですね!
まとめ
今回は、吉柳さんの経歴についてまとめました。
吉柳さんは「常にいただいたお仕事を責任を持ってやりきる」という意識を大切にされているんだそうです。
まだまだ若い吉柳さんですがベテランの域にいる女優さんですよね!
これからの活躍をとても楽しみにしています。